伝九郎さんがご自分のブログにUPしてくださったお礼文を転記します^^
〜〜〜〜以下転記文〜〜〜〜〜
主の平和。
こういうイベントにご出場下さった皆様には儀礼的に御礼状をお送りするということがありますが、改めてイベント全体のご報告を兼ねて御礼に代えさせて頂ければ、と思います。
今回イースターコンサートと言う形でのイベントは初めてのことであり、特に社会福祉法人が「イースター」と言う宗教色の強いイベントをおこなうことについて、多少の危惧もありました。また職員の中には何だか得体の知れないイベントだと言う声もあったようです。
施設利用者の皆さんによって聖歌隊が結成され、今回は特に職員も参加することになりました。奏楽の出来る職員は奏楽を、歌える職員は一緒にコーラスを、キリスト者の職員は歌詞の意味を利用者さんに分かりやすく解説し、またイースターとは何ぞや、というところまで、絵本を活用しながら説明もしました。そんな中で利用者の隊員さんは、練習が楽しみになり、だんだん毎週の練習が待ち遠しくなるようになってきたようです。
この聖歌隊が風変わりなところは、参加したいと言う意思が何らかの手段で表明される限りにおいては、参加出来るということです。従って発語の無い利用者さんでも参加されている方もおられますし、練習に来てもまったく唄わない方もおられる。何の為に参加したのか、わからない。でも練習に参加して、何もしない。
そうして本番当日を迎えて驚いたのは、今まで歌わなかった利用者さん、歌えないと思っていた利用者さんが、声をあげて歌っていることでした。まさに目を疑う、耳を疑うと言ってもいいでしょう。もちろんそれらは音楽的な価値としては疑問ですが、賛美として、更にはイースターの主題に相応しい出来事と言ってもよいかと思います。
ゴスペルのコンサートでは利用者さんの喜びが立ち上がって踊り出す、声を上げる、反応が全身的であったこと等々、私もここで働いていて初めて経験しました。盛り上がった、言っても良いと思います。先にも書きましたが、イースターコンサートなんて得体の知れないイベントだ、と言っていた職員たちも、次もゴスペルを呼んで欲しいなんて言い出す有様です。そのことは勿論皆さんのパフォーマンスが良かった、素晴らしかった、ということだと思います。
終了後聖歌隊員である利用者さんから、また聖歌隊をやりたいという希望を幾つもよせられました。言うまでもなく、皆様のパフォーマンスに感動を覚え、何かしら自分もそこに近づきたい、と言う思いがあるのかもしれません。
しかしながらそのこと以上に今、私達が住み暮らす場所は異なっていても神様を自由に賛美する民として、招かれていると言うことなのではないか、と思うのです。この招かれていることは、私達それぞれにそれぞれの呼びかけがあって、その呼びかけの内にいれてくださる。そしてあの場においても、また呼びかけがあり、祝福があったのではないでしょうか。願わくば私達が主の導きに信頼して歩みを起こす群れとされますように。
伝九郎さんのブログ
http://blog.livedoor.jp/dencrow1/
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